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デビルマンのbarrelのレビュー・感想・評価

デビルマン(2004年製作の映画)
1.0
ファッ〇ンバースデー!デビルマン!

『Devilman CryBaby』を観た記念と思ったが、記念にしてはあまりにもカスすぎた

前からこの映画は、とんでもないクソ映画だとは聞いていた。しかしね、自分は評価が結構甘めだし、他人がクソだと思っていてもある程度楽しんで観られるんですよ。『プランナインフロムアウタースペース』も観たし、流石にあれを超えることはないと思っていた

後悔した
これは視聴者を怒りでデーモンにするための映像だ

最初の方は明と了の演技以外気になるところはなかったんだ。しょぼっちいとは思ったけど
デビルマン初戦闘も思っていたより良さげ。ひょっとしたらいけるんじゃないか?
いかなかった...

あのシレーヌ(と思われるデーモン)を見て誰が期待するのだろうか
シレーヌ(?)戦のCGはそこそこ良かったよ。CGアニメ映画として観るとそこそこいける

次からだよ...

ジンメン戦。喰った人間の顔を自身の甲羅に表すデーモンだが、親友の顔もありデビルマンは当然困惑。俺は死んだんだ!デーモンを倒せ!そんなことを言われてもジンメンが死ねば親友の顔も死んでしまう。人間の心を持つデビルマンは当然悩む
はずだった

何のためらいもなくジンメンを殺し、それ以降親友のことは一切気にしなかった。原作でもすごい内容だったらしいが(原作未読)、アニメでもすごい内容だったんだよ。それがなんだこれは
ネタバレ?誰もこんな映画好き好んで観ないからいいでしょ

これからも壮絶だった
大根な主演。時間が過ぎるごとに落ちていくCGの質。明が半デビルマン状態で時々とる変なポーズ不必要に長い徒歩。明に対して発砲しない警官。襲われても逃げないデーモン。質の悪いガン=カタ。シレーヌより質の悪いミーコ。絶望感の無い生首。戦闘中の情けない俳優の声
そして何故か特別質のいいリンチシーン
リンチシーンだけは良かったな。早く終わってほしい一心だったが


こんなもん観ずにCryBaby観ようぜ!
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