ちろる

男はつらいよ 奮闘篇のちろるのレビュー・感想・評価

男はつらいよ 奮闘篇(1971年製作の映画)
4.0
寅次郎の父性本能が初めて爆発するこちらの作品。
今の時代じゃ色々コンプライアンス的にギリギリっぽい表現がバンバン出てきてドキドキするけど、大きな声じゃいけないが、こういう表現が一番展開を面白くしてくれたりするんだどね〜
とりあえず、これからも昔の映画作品のこういう微妙なやつがカットされないように願うだけ。
話は戻るけどこちらのマドンナ花子さん役は榊原るみさん。
初めて拝見したがとても可憐で可愛らしい女優さんで、個人的にかなり好み。
頭がちょっとアレな・・・と言われてしまう女の子という設定だが、よく働きいつも笑顔でなによりも心が清らか。
確かにこれは保護本能くすぐりまくっちゃう。
タコ社長はある意味分かるけど御前様のすけべ心を疑う寅はを見てるとオメーが一番下心あるだろ!と、ツッコミたくなる。
けど、この展開結構後引く面白さ。
この回は色々小ネタが活き活きとしてて結構お気に入り。
この前中途半端であった実母お菊の寅への不器用な愛情も心打たれる作品でした。
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