いろんな意味で強烈ですごい物語だと感じた。そう感じさせたのは、もちろん原作の湊さんの手腕もあるが、松さんの演技力としかいいようがない。
当時、国内の数々の賞を受賞してたし、この映画も知ってたのだが、ある程度の内容も知っていたので敬遠していた。小さな女の子が殺されるってのも未成年が犯罪を犯すのも見るのがフィクションだとしても嫌だったので。
未成年の犯罪って、理由はほんとに些細なことだったりするのかな、この話のように。それもあまりに悲しいし、償うとか更正ってなんだろうって思ってしまうしまう。
でも、好まないジャンルで２時間があっという間に過ぎてしまった、人を引き付ける展開と松さんの演技、鑑賞すべき映画だと感じた。
