デニス・ホッパー監督作、共同脚本のチャールズ ウィリアムズによる原作小説があるらしい。
悪巧みを思い付いた中古車セールスの男が、清廉な若い女性に惹かれつつオーナー夫人とも関係を持ち…ドロドロ三角関係メロドラマとクライムドラマの半々という感じ。
銀行のセキュリティはガバガバで警察ものらりくらり、金を盗んでどこかでいい暮らしをしようなんて思っていたチャラい中年セールスマンのハリーが少しずつドツボに嵌まっていく。
良心があるのかないのか、可憐な少女にも誠意を尽くしたいのかどうなのか微妙なハリー、最後まで「こいつ絶対ドジするぞ」という雰囲気は残しつつ、結局男前だからなんとかなった感は意図的かはわからないがドン・ジョンソンでよかったのかも。
なんか可もなく不可もなくなドラマだった。若き日のドン・ジョンソン、ヴァージニア・マドセンは典型的な美男美女という感じ。ジェニファー・コネリーがこの頃から現在まであまり変わってないのは驚いた。
