haru

道のharuのレビュー・感想・評価

(1954年製作の映画)
3.5
乱暴な男と純粋な女。

「役に立たない物なんて存在しない。この小石さえも。」
こんな風に自分の存在価値を教えてくれる人が近くにいたらどんなに幸せだろう。でも、全てを受け入れ前向きに生きる彼女は彼を一人にはさせなかった。それなのに…

誰もいなくて平気だ、一人で居たいんだ。っと酔っぱらった自分に言い聞かせながら、ふと我に返り孤独を自覚した時の彼の深い悲しみ。彼女の想いはちゃんと届いていた。

あぁ、もっと器用に生きられたなら。
美しいメロディーにいっそう感動させられました。

※ストーリー・音楽
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