冨士洋

道の冨士洋のネタバレレビュー・内容・結末

(1954年製作の映画)
4.1

このレビューはネタバレを含みます

名作とあって観てよかった。
道は自分の人生
分岐点は自分の選択
生きる意味を見出だせない少女が不器用で荒っぽい旅芸人と過ごす中で彼の為に自分が出来ることを考え、生きる意味を探す。
「この世にあるものは何であれ
何かの役に立っている」
大切な事を教えてくれたイルマットの死で精神が崩壊し、それが元で少女と旅芸人は別れる。
ザンパノが別れ際ジェルソミーナにトランペットを置いて去るシーン
ジェルソミーナのメロディを耳にして探す。シーン
ラストの砂浜で泣き崩れるシーンは特に心打たれた。
なくして初めて気が付くこと
取り返せないものへの絶望
冨士洋

冨士洋