豚肉丸

県警対組織暴力の豚肉丸のレビュー・感想・評価

県警対組織暴力(1975年製作の映画)
4.8
警察とヤクザがちょうど良い関係を保って秩序が守られていたが、ある日突然エリート警部補が就任してヤクザを徹底的に一掃し始めたことにより対立が激化してしまうお話

面白すぎるとしか言いようがない。しかもカッコいい。
OPから見事。無銭飲食を働くチンピラを警官が注意した後「抗争に行って死んでこい!」と送り出す。このオープニングだけでも画面から力強さが溢れているのだが、なんとこの力強さが全編に渡って発揮される。
男二人の熱い関係も見事。警察側とヤクザ側の二人が協力関係にあるのだが、あることからそれが崩壊してしまう...という展開も見事としか言えないし、ラストは二人の関係性が効果的にに活かされて...感動してしまった。まさかヤクザ映画に泣かされるとは...

取り調べシーンと「こんにちは赤ちゃん」がバックで流れながらの殺害シーンには痺れた。全編痺れる映像だけど、この二つは特に凄すぎる。マジで凄すぎる...
軽い気持ちで見たけどこれは...面白すぎる...
豚肉丸

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