HidekiAndo

県警対組織暴力のHidekiAndoのレビュー・感想・評価

県警対組織暴力(1975年製作の映画)
3.8
あん頃はのぉ 上は天皇陛下から 下は赤ん坊まで 横流しのヤミ米食ろうて 生きとったんで
あんたもその米で育ったんじゃろうが おぅ?
キレイ面して 法の番人じゃ何じゃ言うんじゃったら 18年前ワレが犯した罪 精算してから 美味い飯食うてみいや

昭和38年 倉島市
倉島警察署 二課 久能(菅原文太)は大原組 組長代理 広谷(松方弘樹)を可愛がり、対抗する川手(成田三樹夫)率いる川手組を潰そうとするが、市会議員 友安(金子信夫)と組み、大原組を解散に追い込む。
2つの組の抗争に市議や県警までを巻き込み、泥沼状態に終止符は打てるのか?!

広谷の子分二課の同僚の河本に山城新伍、県警の海田に梅宮辰夫、大原組長のアンコ😁小宮に田中邦衛、そして安定の川谷拓三と、バッチリ『仁義なき戦い』組です。
話もシンプルで、組同士のパワーバランスの変化も面白く、濡れ場もバッチリ、暴力的なシーンで“こんにちは赤ちゃん”使ったり😅、終わり方も妙なハッピーエンドなどでなく、良かったです。

仁義なき~の後半のトーンダウンの反動か、終始高いテンションで、楽しめました。
HidekiAndo

HidekiAndo