隣人がテロリストだと疑う主人公が、恋人や警察に信じてもらえない中、真相を解明しようとするサスペンス映画。
いやー、、、面白いなぁ、、、
終盤まで隣人が白か黒か分かりません。
主人公が勝手に少ないヒントから妄想を膨らませてるだけだとも取れるし、
隣人は本当にテロリストなのに尻尾が掴めないだけだとも取れます。
それでいて、どっちエンドでも面白くなる伏線がたっぷりでした。
何が問題なのか分かりませんが、日本では過激すぎる内容からレンタル禁止だそうです。全然普通に良作やと思うけど。
動画サービスで見るか、絶版になったDVDを購入するかです。
何が面白いってね、主人公がスーパーお父さんじゃないのよ、普通のオッサンなのよ。
元殺し屋でもないし、元軍人でもない。
隣人が本当にテロリストだとしても、倒せるようなパワーは無いんです。そこが泥臭くて良い。
それでいてFBIの知り合いだけはいます。
これは結構強いカードよね。
ここを上手く使って真相に近付きたいところですが、FBIを動かすには相当の証拠が必要で、中々難しい。
この、絶妙に勝てそうで勝てないバランスが最高にドキドキします。
ラストも凄かったなぁ、、、
あんなん、思いついても普通採用せぇへんやろ。
主役がブルースウィリスやったら、80分で完勝してたはずなんやけどなぁ。