そういちろう

大人は判ってくれないのそういちろうのレビュー・感想・評価

大人は判ってくれない(1959年製作の映画)
3.7
家庭の不和から、学校で悪事をはたらいてしまう少年。判ってくれないレベルじゃなく今で言えば親ガチャ大失敗レベルに思える、割と自分勝手でキツい両親(特に母親がキツい)。悪事バレたら怒られる→隠す→バレて余計に怒られるという負のループから抜け出せず当然のように辿り着く結末は、全然違うけどノワール映画を観た後のような感じ。
いやー、良かった、となる映画ではないけど、色々考えさせられる良作でした。

面会のシーン、本当に会いたい親友とは会えず、嫌な母親としか会えないシーンがめっちゃ辛そうだった。