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耳をすませばのtottsunのレビュー・感想・評価

耳をすませば(1995年製作の映画)
4.0
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「耳をすませば」
本が大好きな中学生の少女・雫。彼女はある時、図書カードに何度も連ねられた男子の名を見つける。その男子・天沢聖司の名に、淡い恋心を抱く雫。だが実際の天沢は、ぶしつけで粗野なヤツだった…
今作が公開されてから25年の歳月が流れたということで記念グッズが販売されたと知り鑑賞してみました。
久しぶりに見てみると2人の思いがとってもまっすぐでこんな青春を送れなかった自分には眩しすぎて小っ恥ずかしさを感じるほどだったが、それでも世界感にあっていてなんだか温かい気持ちになる。
中学生で将来の夢が決まっていてその夢に向かって突き進むことができて、好きな女の子に「将来結婚してほしい」って言える天沢聖司ってすごいな!こんな中学生何者よ!
雫も雫で感化されて自分のしたいことに向き合えて実行する行動力があって羨ましい。
私はそういう部分から目を逸らして生きてきた気がする。
だから自分に負い目もあって小っ恥ずかしく感じてしまうのだろうか。
いやー、あの同級生の冷やかしは誰でも嫌だろうな…
学生時代の人を好きになる基準って何だろう。と改めて考えてみたけど…優しさやかっこよさも大事だろうけど憧れって大きいかなと。勉強や部活など真摯に取り組んでいる姿に憧れの気持ちを持つのでないか。当時の私は少なくともそうだったような気がする。
それにしても天沢聖司の声が高橋一生だったなんて今回初めて知った。
金曜ロードショーでしか見たことなかったから私の適当ぷりが露呈した気がする…金曜ロードショーにどれだけお世話になってるのかと痛感しながらこれからはもう少しちゃんと向き合おうと改めて心に誓った。
次は「猫の恩返し」観ます!
私的には☆☆☆☆かな。
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