のっち

ワイルド・スタイルののっちのレビュー・感想・評価

ワイルド・スタイル(1982年製作の映画)
-
これがリアル!

1982年NYサウスブロンクス。地下鉄の操車場でグラフィティアートを描くレイモンドの出世やら恋やら…

グラフィティアートの映画かと思ったら、ラップバトルがメインと言ってもいいし、最後は「ラッパーが主役なんだ!」って言って、もはやグラフィティアートどこ行った。キャンパスに描きかけの絵もあっさり描かれず。やっぱり、ストリートのものはストリートにあるからこそ価値があるのだと。

話はドラマパートに、夜のクラブでラップバトル、ブレイクが繰り広げられる。これはミュージカルというか、ドキュメンタリーというか。レジェンドたちの現場が見れただけで価値あり。

Yes yes y’all Must be talkとか、ライムスターの影響か、今でも聞ける言葉があって、時代感をあまり感じなかった。


追記
パンフレットちゃんと読んだら、ドラマ版のあれこれや、グラフィティの素晴らしさが伺えて、ちゃんと予習しとくべきだった。
のっち

のっち