ユースケ

スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナスのユースケのネタバレレビュー・内容・結末

4.0

このレビューはネタバレを含みます

1983年の【スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの復讐】以来16年ぶりの新作であり、のちにダース・ベーダーとなるアナキン・スカイウォーカーの物語を描くプリクエル三部作の第一作目は、ファンの期待に応えられず、ボコボコに叩かれた悲劇の一本。

みどころは、クワイ=ガン・ジン(リーアム・ニーソン)とオビ=ワン・ケノービ(ユアン・マクレガー)の二人のジェダイを手玉に取るダース・モール(レイ・パーク)の勇姿。ジョン・ウィリアムズの【運命の闘い】をバックに、両刃のライトセーバーを構えるシーンはたまりません。クワイ=ガンの正座やオビワンの究極奥義ブラ=サガリ発動による逆転劇も必見です。

エンジン音しか記憶に残らない退屈なポッドレースに爽快感を感じ(DVD化をきっかけに一周追加)、フォースの神秘性をぶち壊すミディ=クロリアンの設定を飲み込み、嫌われ者のジャー・ジャー・ビンクスを愛することができれば、あなたも立派なジェダイです。

フォースと共に在らんことを。