姉からの長年の過干渉で神経を病んだ男が運命的な恋人に出会い生まれ変わる話。
PTAがラブコメ撮るとこうなるのか。
幕間に挟み込まれる美しい色彩とカッチリ作り込まれた画面はPTA節だが、非常に軽い作りでこれの次がゼアウィルビーブラッドって凄い振り幅。
やること全てうまくいかず酷い目に合い続ける主人公バリーに爆笑。
バリーを理解しようとしてくれるリナにバリーが惚れるのはよくわかるけど、リナはバリーのどこがそんなに気に入ったのかさっぱりわからない。
悪いやつではないけどマイレージを貯めるためにプリンを買うようなセコい男で商才もなさそう。
いちいち電話が物語を動かす演出が印象的。公開当時すでに携帯電話はそこそこ普及してたはずだけど、まだ持ってないのが普通だったのか?
現代では流石に成立しない演出。