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ウォンテッドのhzkのレビュー・感想・評価

ウォンテッド(2008年製作の映画)
4.4
秘密組織へようこそ。
冴えない男のつまんない日常が一変、まさかの才能を持ってて暗殺組織の仲間入りだい!なんてラノベかよって設定なんですけど、誰でもこんな妄想一回はしたことあるでしょ。私はある。ハエの羽だけ撃ちてぇ〜!
17才の頃マカヴォイにマジで恋してて、当時映画館でコレ観て死ぬほどトキめいた良い思い出。久々に観ても面白かった。好み真っ二つに分かれそうだけど、私はこんな厨二臭いやつ好きです。コミック原作なだけあってマンガっぽい、んな訳あるかっ!ってシーン連続でツッコミ力も上がります。難しいこと一切抜きの分っかりやすいストーリーも好感度大。
曲がる弾丸、回復風呂、イイねぇバカだねぇ、かぁっこイイ〜!
でもこういうのいちいち突っ込むなんて野暮よ。このバカらしさとカッコ良さに乗っかって楽しむのが1番。
は、機織り機が紡ぐ運命!?ってとこはマカヴォイにうっとりしてホワンとした脳でも正気に戻る驚きで椅子から滑り落ちそうになったけど。
あとは「1を倒して1000を救う」とかどの口が言うか!というトンデモシーンもあります。真逆やないか。
女は寝取られ上司にイビられパニック発作の薬が手放せない情けないマカヴォイがどんどん男を上げていく王道展開は普通に楽しい。口癖のI'm sorryの言い方が変わっていくのがニヤリ。キーボードでブン殴るシーンからワックワク。そんでブン殴られるのがぽっちゃり時代のクリプラ😹外せない修行シーンも好き。
無双シーンでどんどん銃を取り替えていくのめっちゃ好き。ジャンゴでもやってたやつ。死体を盾にすんのとかも。もっと長尺で観たかった〜。
組織のメンバー良いキャラ達なのに1人1人が薄いのがちょっと惜しい。ガンスミスとかカッコイイのにモブすぎる。
音楽はダニー・エルフマン!The Little Things即ダウンロードしました。
やっぱり2も作ってほしかったなー。アンジーめっ!
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