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ロング・エンゲージメントのmhのネタバレレビュー・内容・結末

ロング・エンゲージメント(2004年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

ジュネの戦争もの。
除隊狙いで故意に戦傷を負ったとして軍法会議にかけられる五人の運命と、そのうちのひとりと恋仲にあった女性の恋愛もの。
設定ややむずなのと、ひとが多すぎるのが難点。
ただし、「アメリ」で大ブレイクした直後とあって物語運びが自信に満ちあふれていて、とてもいい雰囲気。
ピタゴラスイッチみたく面白おかしい大量虐殺(飛行船が爆発するくだり)がなんかちょっとイヤで、「ロスト・チルドレン」が苦手だったの思い出した。
片方だけが探してて、もう片方は探してないという状況的に記憶喪失といういにしえのプロットを使う以外ないのはわかるんだけど、ここまで直球の記憶喪失もなかなかない。
と、ここで戦地から帰ってこない記憶喪失の男の話ってなんだっけと、過去ログ漁ったんだけど見つからなかった。戦争映画だけで千本以上見てるので、もうなにがなんだかわからなくなってる。
もしかすると探しているのは「はいからさんが通る」まである。
面白かったけど、なんでジュネが苦手なのかわがことながらよくわからんなぁという感想。

追記
男が戦地から帰ってこない映画をようやく思い出す。「北の零年」だ。2005年公開とのことなのでシンクロニシティか?
mh

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