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恋におちたシェイクスピアのcookieのネタバレレビュー・内容・結末

恋におちたシェイクスピア(1998年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

女人禁制の舞台や、羽根ペンの文字を乾かす粉、衣装、結婚観など、16世紀のロンドンの時代背景をたっぷり感じることができる🇬🇧

グウィネス・パルトローが魅力的✨
純愛には程遠かったのと、私的にジョセフ・ファインズがお似合いには見えなかったのが残念(←好みの問題ですが😅)

エリザベス女王役 ジュディ・デンチは、出演時間8分間ながら圧倒的な存在感でオスカー受賞🏆

史実と虚構、コメディとシリアスを絶妙にマッチさせているところが一番の見どころ。
登場人物や台詞など、元ネタを感じながら楽しめる。

シェークスピアの次の戯曲のイメージが溢れてくるラストも良かった。

【notes】
●ぬかるんだエリザベス女王の足元にガウンを即座に差し出す者はいなかった。(それをしたのは、本作には登場しないウォルター・ローリー)。
生涯結婚しなかったエリザベス女王にちなんでローリーが名付けたとも言われる新大陸植民地 ヴァージニアは、ヴァイオラとウェセックス卿が向かった地🇺🇸
●当初の戯曲名は「ロミオと海賊の娘エセル」
●シェークスピア役 ジョセフ・ファインズは、レイフ・ファインズ(ヴォルデモート)の弟
●ロケ地:https://moviemaps.org/movies/1em
16世紀の街並みは、シェパートンスタジオに製作されたオープンセット。

【追記】
ヴァイオラが読むシェイクスピアからの恋文「君を夏の日に喩えようか...」は、シェイクスピアの詩「ソネット18番」で、貴公子へ贈ったものと言われている。
「ノマドランド」にも出てきており、あとから調べて判明。
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