このレビューはネタバレを含みます
邦題のイメージと違って料理はあまり登場せず、アスペルガーの青年を通じて繋がり高め合う絆が描かれている。
グイドが自分の夢について、「自立することで祖父母を安心させたい」方に重きを置いているところに胸が痛んだ。
こだわりが強いとか、決められていないことに怯えるというのはあくまでも「個性」。大会でも特別扱いされないところがいい👍
大事な場面で、決められたことに縛られず、自身で判断するまでに💮
グイド以外の子供たちは?と思っていたら、レストランを通じて地域社会と交わっているシーンにホッとした。
そういえば、バディの訳ありシェフは、入れていた大事な予定をいつの間にかキャンセルしている。この辺りは描かれていないけれど、この変化は重要✨
ただ、あの二人がすぐにああいう関係になってしまうって、どうなんだろう💢
原題の「Quanto basta」は、料理のレシピでいう「適量」🧂
「適量」に悩んでいたグイドが「程々」のニュアンスも掴んていく。
少し湿っぽいけれど温かな気持ちになるラスト。あの後ちゃんと祖父と向き合えたと思いたい✨
「フルパワ〜❗」