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恋におちたシェイクスピアのneroliのレビュー・感想・評価

恋におちたシェイクスピア(1998年製作の映画)
4.0
■若き日の文豪シェイクスピアの虚実が交わり合った恋愛歴史劇〜♡■
 
 
「ロミオとジュリエット」の初演を背景とし、若かりし日のウィリアム・シェイクスピアと、彼に憧れる上流社会の令嬢、ヴァイオラが恋におちるというメインのお話は”架空”。
 
しかし、細部に描かれた数々の史実はイギリスの時代背景などが分かり、面白かった。
 
 
話の展開として、虚実が見事に入り混じり、ステキな映画となっていた〜✨
 
 
 

■16世紀末ロンドンの演劇界の史実〜■
 
 
✔︎テムズ川を挟んで、ローズ座とカーテン座がお互い競う合うように人気を二分していた。
 
✔︎16世紀当時の舞台は女性禁制。
代わりに変声期前の少年の俳優が女装して舞台に立っていた。
 
✔︎シェイクスピアののライバル劇作家クリストファー・マーロウは実在。
代表作「フォースタス博士」の台詞も出てくる。
 
✔︎エリザベス1世はもちろん実在の女王、笑
 
✔︎シェイクスピアの悲劇「ロミオとジュリエット」が演じられる。
 
✔︎シェイクスピアの喜劇「十二夜」。
妹が兄の名を名乗って男装するヴァイオラが登場。
本作の男装登場人物と同名。
 
 
この時代の美しい衣装や建物、装飾品を見ることができ、目の保養になりました〜♡
 
 
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