■若き日の文豪シェイクスピアの虚実が交わり合った恋愛歴史劇〜♡■
「ロミオとジュリエット」の初演を背景とし、若かりし日のウィリアム・シェイクスピアと、彼に憧れる上流社会の令嬢、ヴァイオラが恋におちるというメインのお話は”架空”。
しかし、細部に描かれた数々の史実はイギリスの時代背景などが分かり、面白かった。
話の展開として、虚実が見事に入り混じり、ステキな映画となっていた〜✨
■16世紀末ロンドンの演劇界の史実〜■
✔︎テムズ川を挟んで、ローズ座とカーテン座がお互い競う合うように人気を二分していた。
✔︎16世紀当時の舞台は女性禁制。
代わりに変声期前の少年の俳優が女装して舞台に立っていた。
✔︎シェイクスピアののライバル劇作家クリストファー・マーロウは実在。
代表作「フォースタス博士」の台詞も出てくる。
✔︎エリザベス1世はもちろん実在の女王、笑
✔︎シェイクスピアの悲劇「ロミオとジュリエット」が演じられる。
✔︎シェイクスピアの喜劇「十二夜」。
妹が兄の名を名乗って男装するヴァイオラが登場。
本作の男装登場人物と同名。
この時代の美しい衣装や建物、装飾品を見ることができ、目の保養になりました〜♡