歩

ウィッカーマンの歩のレビュー・感想・評価

ウィッカーマン(1973年製作の映画)
4.0
大変おもしろかった 島でその宗教が信仰されるようになった背景がやけにリアルだったり、ドキュメンタリー風の映像など「ありそう」な描写が多く、民俗学的おもしろさがある また主人公が敬虔なキリスト教徒という設定から、その横柄な態度や他の信仰を異教徒と罵る図々しさもしっかりと描かれていて、シンプルな対立構造にも見応えがある(遠藤周作の「沈黙」を想起した) 踊り、合唱、炎、夕陽、絶叫が混ざり合った狂気のラストもパワーに溢れていて素晴らしい
歩