こっふん

フォーリング・ダウンのこっふんのネタバレレビュー・内容・結末

フォーリング・ダウン(1993年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

2024年 139本目

・程度は違うけど、こういう理不尽に社会にブチギレてるおっさんおるよな。
・両替しに入ったコンビニでの、星条旗がカウンターから落ちるカット。「アメリカは落ちた」ということを暗示してる?
・色んな主義主張が飛び交う世の中、経済格差、人種差別、男女差別等のアメリカが抱える数々の社会問題。D=フェンスは、それらに対してのアメリカ国民の不満、怒りを体現するかのようなキャラクター。
・製作陣が日常で実際に感じた、値段が高い、マニュアル厳守のハンバーガー屋等のイライラ、不満に対してこうしてやりたかったみたいな願望が投影されているような気がする。
・個人的な好みとして、「ごく普通の会社員が、社会への不満が爆発して狂った」っていう方が、よりメッセージが強くなったように感じる。D=フェンスは元からやばいやつという印象で、中途半端にイカれキャラにせんでもよかったんじゃないかと思う。
・なんか惜しい。テーマはめっちゃ好き。
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