ゆき

息子の部屋のゆきのレビュー・感想・評価

息子の部屋(2001年製作の映画)
3.8
あの日に限って

まず自分を責めるより、やるべきことだけを。
悲壮感で溢れているのに、涙を誘うのではなく、一緒に哀しみ向き合わせてくれる作品でした。
男女それぞれの喪に服す様の違いが印象的。
失ってから気付くなんてありふれた言葉だけれど、まさにその通り。
「肩の力を抜くのは惰性ではない」
×××
小さな港町。精神科医の父親と画商を営む妻。そして息子と娘。当たり前にあった幸せは息子の事故死により一変する。
ゆき

ゆき