粉雪

息子の部屋の粉雪のレビュー・感想・評価

息子の部屋(2001年製作の映画)
3.0
パルムドール受賞作品だったのか😳。

知らずに見たけど、正直99分が長かった。
99分が長いって相当な事ですよ。
パルムドールとは本当に相性が悪いんだな、と思った。

息子のアンドレアがちょっとしたトラブルを起こすシーンが冒頭にあって、何かの伏線なのかなと思ったけど、特に回収されず。
アンドレアが何か問題を抱えていたのか、どんな性格だったのか、最後までよく分からない。

ただ仲の良い家族であった事、事故の後亀裂が生まれる事、そして再生に向かう事、が描かれているのは分かった。

監督&主演を演じたナンニ・モレッティのインタビューを少し見て、分析医の生活と、大切な家族の1人を失った後の家族の変化を描きたかった、と言っているのを聞いて、やっぱりなと思った次第。

でもなぁ、ちょっとこれは合わないわ。
だって、全然悲しくならなかったんだもの。
息子の部屋もあまり重要なモチーフに思えなかったしね。何か秘密が隠されてるのかと思ってた。
粉雪

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