久しぶりにトムハンクスが等身大のおじさんを一生懸命体現した作品
何だかんだいって劇場で必ず見ると決めてるトムハンクス出演作品。(ここ1年で4本観たのか...)冷戦の交渉人や凄腕パイロット、ラングトン教授とスーパーマン級の男を演じてましたが、今回はリストラされて転職、そして異文化の果て、サウジアラビアでビジネスに挑む、割りとフツーのおじさんを演じています。
感想は｢うーん、さすがシャンテ封切り作品｣という感じでした。
前半はサウジアラビアの習慣に振り回され、また、ほぼ専属運転手(ちゃんと話せる唯一の現地人)との友情などコミカルに進んでいきます。ただ、後半はサウジアラビア美人女医との超危険な情事に突入し、急に人生前向きになりすぎかなあと。(白人女性とは断ってたのに...)実際はムスリムの女性とあんな関係になったらやばいどころじゃないと思うけど...
異文化に身をおいて自分を見つめ直すという点では本人は納得したかもしれないけれど、はたからみると人生は｢ホログラム｣ぐらい実体に乏しいのですね...
