芦川いづみ異色作観る
また観るです
人買いに連れられる北海道貧しい
漁師の娘みふね
娘逃げ出し競輪予想屋ジョーと
出会う。みふね､ジョー､人買い
秋本三人の物語
裏切られ続ける三人
人はそれでも人を信じられるのかと
言った高尚なトコに突っ込んでます。
逃げるみふねはジョーに付きまとい孤独
なジョーは彼女と共に過ごすが､やがて
人買い秋本が二人の居場所付き止め。
いづみ様演じるみふねのキャラが映画を
作ってます。ジョーに付きまとうのも
一人では嫌だという本能のようでもあり
ますが人買いは嫌だという心も在る。
後に人買い秋本に心許す場面もあり
人として破綻してるのか人を超えた心を
持ってるのか
盲目的に愛情を注ぐ女性はいづみ様過去
にも演じておりますが､本作はボロボロの
服に裸足､メイク薄めでジョーの真似して
予想台にも立つ。幼児性帯びた口調に表情
と女優として勝負してる感強いです
あくまでも信じるみふねと彼女の愛情に
失いかけた心が蘇り揺れる男二人。
一人残され故郷稚内に戻るみふねの後を
追うジョーと秋本だがです
みふねのキャラからややベタベタした空気
を函館中心のクールなモノクロ映像が
バランス取ってるのも良いです
