ランボーでありたい

THE 4TH KIND フォース・カインドのランボーでありたいのネタバレレビュー・内容・結末

2.5

このレビューはネタバレを含みます

大分遅まきながら初鑑賞。くっそ~乗り遅れたなぁ~。
そこそこ楽しめました。不思議な構成のSFモキュメンタリーですね。

”再現映像”の感じとか見ると普通の劇映画として作ってもなんら遜色なさそうなお話ですが、『実在の映像使えるんだからそれ使って面白いの作ろうぜ!!』って事なんだと思います。(劇中で使われたフッテージ。あれの2つは実際の映像。つまるところ他の大半のフッテージは作り物)それに加え監督自ら出演したり、『絶対に実話と信じこませてやろう!』という強い気概は随所で感じとれます。(謎のスプリットスクリーンの多用はかなりウザったかったですが・・)

ハッキリ言ってこういう”眉唾もんのハッタリ上等映画”は100%騙された者勝ち。否、信じた者勝ち。宇宙人の仕業にしても、あの博士がトチ狂ってしまったのだとしても、全部実話だ!!と信じきって鑑賞する方が何倍も楽しめます。『ど~れ♪ネットで真実を・・ポチッ』とかやるのは愚作でしょう。あえて見ておくとしたら矢追純一の本でも読んどけばいいのです。

疑う事を知らない純真なちびっ子に真顔で薦めたい映画でした。

*普通なら笑っちゃう様な質問、インタビューに真剣に答えるミラジョボも含めて一本の映画「フォース・カインド」なのかなと思います。その模様は特典で見られるのでどうぞ。「ブレア・ウィッチ~」のWEBサイトみたいなのと同じで周到に根回し・徹底出来てるわw。この人もっとはっちゃけてたはずだろw真面目か!!

BDで初見