原作は田中芳樹による冒険小説。第一次大戦前のヨーロッパで、架空の小国アップフェラントが舞台。
プロイセン時代のドイツの侵略が進む中、超兵器開発に繋がる鉱脈の謎を知る少女フリーダと、彼女を助けることになる少年ヴェル。王道的なボーイミーツガールですな。
アップフェラントの刑事アルフレッドと、鉱脈を狙いフリーダ誘拐に協力していたポーランド人の女スパイ・アリアーナとのロマンスも見所。
しかし、飛行機の開発がライト兄弟よりも早く劇中の科学者ヘルムートにより行われていたとか、ドイツに既に列車砲があるとかムチャな設定が多い（笑）
スリの少年ヴェルと聡明な少女フリーダとの冒険も、ラピュタをもっとライトにした感じでとっても見やすい。
あとアップフェラントの女王が肝が座ってて良いキャラですな。
