このレビューはネタバレを含みます
クローネンバーグ作品。
んー、何というかこれは…。芸術性が高すぎるというか、自分にはあまり合わず。
確かに女装がどうこう言ってたけど、まさか男だったとは思わなかったし、オチとしては凄いんだけど…。子どもの件とか何?え?どうやってそう錯覚させたの…?
あまりに突飛で、何だか置いていかれた気分です…。実話ということで更に驚いたけど、子どもの件は流石に脚色ですよね…?
しかしまぁ、女性にしか見えない俳優さんの演技が本当にすごい。最後に男の姿になった時にも、色気を纏わせてたもの。
怪演って感じです。
あとは、多分にイメージが含まれているんだろうけど、幻想的な東洋・中国の雰囲気も素敵でした。
ただ、やっぱり展開が落ち着きすぎていて退屈に感じる部分もあったし、オチでは置いて行かれたし。自分的には、クローネンバーグの中では1番ハマらない作品でした…。