IT坊や

エム・バタフライのIT坊やのネタバレレビュー・内容・結末

エム・バタフライ(1993年製作の映画)
3.2

このレビューはネタバレを含みます

クローネンバーグ作品。
んー、何というかこれは…。芸術性が高すぎるというか、自分にはあまり合わず。

確かに女装がどうこう言ってたけど、まさか男だったとは思わなかったし、オチとしては凄いんだけど…。子どもの件とか何?え?どうやってそう錯覚させたの…?
あまりに突飛で、何だか置いていかれた気分です…。実話ということで更に驚いたけど、子どもの件は流石に脚色ですよね…?

しかしまぁ、女性にしか見えない俳優さんの演技が本当にすごい。最後に男の姿になった時にも、色気を纏わせてたもの。
怪演って感じです。

あとは、多分にイメージが含まれているんだろうけど、幻想的な東洋・中国の雰囲気も素敵でした。

ただ、やっぱり展開が落ち着きすぎていて退屈に感じる部分もあったし、オチでは置いて行かれたし。自分的には、クローネンバーグの中では1番ハマらない作品でした…。
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