このレビューはネタバレを含みます
報道裏方映画。
「ミュンヘン」でこの事件については知っていたので、興味があり鑑賞。
うーん!ちょっと難しい!
連日の引越し準備で疲れた身体には堪えてしまい、途中はウトウトしました。
裏方なので当然ですが、絵も放送ブースが大半で変わり映えせず、視覚的な快楽も少なめです。
あと、誰が誰で、どんな役職なのかもちょっと分かりづらい!リアリティ重視の作風なのもあり、キャラもたっていないと感じます。
(ドイツ人女性のマリアンネさんは良かった!)
先の展開が読めてしまうのも、実話ベースの難しいところですね…。
ただ、放送現場の緊迫感は確かに伝わってきて、その雰囲気は良かったです!
なるべく早く情報を伝えようとする焦りと、正確さの担保と、伴う責任。瞬間瞬間の判断を次々に求められる凄い仕事だと思ったし、自分には無理だなと尊敬しました。
ラストは大失敗をしつつも、クビになるとかではなく、それでも仕事が続いていく…という渋さも良かったですね!
すごく真面目な映画で、その良さは確かに分かります。ただ、個人的には、もっと分かりやすいエンタメも味わいたいなと感じました!