フッカー

南極料理人のフッカーのレビュー・感想・評価

南極料理人(2009年製作の映画)
4.0
見る前から「これ絶対お腹空くやつだ!」と思っていたため、
冷蔵庫にあった賞味期限切れのもやしで適当にツマミを作ってから見たが....それで正解だった(*^^*)

のっけから食卓囲んでて、腹減るわ!!笑

南極...ドームふじ基地。完全なる隔離、僻地。
観測のため、
ドクター 自動車技術者 気象学者 大学院出た卵 海保出身料理人
など様々なバックグラウンドの人が集まり、一年生活を共にする。


ここには何もない。可愛いペンギンやアザラシも寒すぎていない。
あるのは氷、ひたすら氷。
無限に続くとも思える日々の中で、心の元気を保ち、楽しさを見出だすことが如何に大変か。
家族に煙たがられて、追い出されるように南極に派遣された人も。

良い感じにゆったり笑えるシーンが多くて良い♪
トイレの壁が低すぎて、「見るな!(ふんばり)」とか、丸焼き肉聖火ランナーとか笑

そして何もない南極だからこそ、各々心の柱にしているものがある。それを失ったとき、訪れる動揺・苦痛。

にぃにが彼女に電話してるとこ、彼女の声の演技リアルだったなぁ...
始めはお互い時間経つのも忘れてウキウキ話すのに、段々と返事が雑になっていくあの感じ...(´・ω・`)
やっぱ遠距離は辛い!笑

そうして皆揺らいだ自分を立て直すのが、アレってのが良い!!皆で集まってするアレ!!(*´ω`*)

やっぱり笑うこと・言いたい事言うのは大事。そしてご飯。

会長「オーロラなんて知らないよ。麺伸びちゃうよ?」
ドクター「伸びちゃうよ?」
皆「伸びちゃうよ?」
にぃに ら「....伸びちゃうよね。(食卓スタッ)」
わーい、ここ好き\(^o^)/

「美味しいご飯を食べたら元気が出るでしょ?」
「分かった!!!」

あーーー、腹減ったーー。晩飯早く食お!!
あったかくて、笑えて、終わり方好きで、また見たくなるかもしれない映画でした。