芽

南極料理人の芽のレビュー・感想・評価

南極料理人(2009年製作の映画)
3.5
開始5分で思ったのは
あーこれ、私の好きなジャンルの映画だって。

全体的におおきな波がなく、正直いって流し見してもいいような内容なんだけど、流し見出来ないくらい画面に釘付けになってしまうほのぼのストーリー。
人物像を割と遠目で映す事が多いから、自分が「視聴者」側になりやすいんだと思う。

「南極」という舞台でおじさん達が仕事をしつつ遊びつつご飯を食べつつ……
1年間の生活を覗き見させてもらっているような、そんな感じがして面白かった。

あと大きな伏線を大きなまんまで回収するのはむしろ斬新で、何故かよく分からないけど忘れかけていた純粋な気持ちを思い出させてくれた感じがして良かった。

美味しいご飯を皆で食べて幸せな気持ちになりたい。
大きな伊勢海老、人生で1回でいいからエビフライにしたい。
芽