このレビューはネタバレを含みます
この映画のタイトルはもちろん知っていたけれどなかなか見る機会がなく、今回念願の視聴。
何これ。めっっっちゃ面白い。
低予算ながらも脚本演出全てが天才。
最初から最後までものすごく楽しめたし、次から次へと予想を反する展開でワクワクが止まらなかった。
公開してかなりの日数が経つが、ネタバレを見ずに本編を見れたこと、本当に幸せ。
開始30分、“ゾンビ映画”としてはこの30分だけだが、この映画はしっかり最後まで見ないと完結しない。
この30分間で感じた疑問を最後に全て解決してくれるこの爽快さ。たまらない。
映画を一から作るのってとっても大変なんだなと改めて思った。映画に関わる全ての人が愛と情熱を持って作品を作り上げると、低予算でも素晴らしい映画が作れるのだと何度も拍手を送りたい。
見た人にしか味わえないこの満足感。
色んな人に感じてもらいたいし、この映画について熱く語りたいとさえ思った。
ワンカットでカメラの映像がブレブレになる所もある。最初は画面酔いしちゃうよ…と思っていたが、この映画を見終わったあとはあのブレがいい、ワンカットじゃないとこの映画の良さがかき消されてしまう。
カメラを止めるな、撮り続けろ。とワンカット撮影を褒め讃えたい気持ちでいっぱいになった。
見てよかった。心からそう思う。
2024.15
