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南極料理人のokapiのレビュー・感想・評価

南極料理人(2009年製作の映画)
4.1
なにか大きな事が起きるわけではないが、(小さな事件はちょこちょこ起きる)ずっと見ていたくなるような映画だった。
一言でいえば微笑ましいが、南極での共同生活のストレスで精神がブレたり、いざこざが起きたりしたときのモヤッとしたものが残る心情の抜き出しがうまいなあと感じた。(ボーリングのシーンやおはようございますを返さなくて何回も攻める部分とか。)ただのご飯ほっこり映画でないのが好きだった。

ごはんは全部おいしそうだったけど、おにぎりと豚汁、念願のラーメンはメチャメチャおいしそうだった。食ってやはり大事だ。

みんなの髪やヒゲが伸びだした中華料理のシーンから暗転しだした気がするんだが、長髪の堺雅人が凄い良かった。髪型で一気に雰囲気かわるなこの人、、。ダメな父親の役も良かった。
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