喜田なつみ

南極料理人の喜田なつみのネタバレレビュー・内容・結末

南極料理人(2009年製作の映画)
4.5

このレビューはネタバレを含みます

最初亭主関白ぎみな
お父さんが
南極行って
帰ってきたら丸くなっている。
当たり前にあることは当たり前では無い世界に行くって経験なかなかできないものね。

欲求が満たせない場所で
ただ人を満たすのがお料理と
皆の絆。

皆の食べ方が全員違う。
堺雅人は最初ドン引きしてる。
家族にはいろいろ言うタイプだから我慢してる顔をしてる。
おじさんたちの食べ方汚いのだけど
観ていて面白かったしそれが美味しそうに食べてる事へ繋がる。

皆、仲良くやってるものの
ときに喧嘩したりもする。

仲直りの仕方にほっこりする。
警察も他人の目もないので
やんちゃになり子供のようだが、
皆子供の頃の気持ちは捨ててるわけで無く備わってるのだとわかるし
それは愛おしいものだ。

病んでしまいそうなこともあるけど
人はおいしいものを食べると元気になる、と語ってくれてる。

お料理の神髄って感じがした。

お料理の腕が素晴らしすぎて
食べてるシーンが主なのに
飽きない。
そして堺雅人の腕まくり好き。

最初皆に気を使って
何も言えなかったのに
最後堺雅人がおかんみたいに
皆にいろいろ言えるようになってるとこがとても好き。

家族みたいになっているのがあたたかい気持ちになる。
喜田なつみ

喜田なつみ