1が普通につまらなかったから見る気無かったが、結局好奇心が抑えられずに続編も視聴してしまった。
まあなんだ…これもう映画じゃないな…。一応前作にはストーリーがあったが、本作の場合最初の一時間が主人公のマーティンがムカデ人間候補を拉致して、最後の三十分が拷問という構成になってる。
うーん…映画としては普通にクソ(因みに本作本当にクソが画面に映る。しかも全編モノクロなのにも関わらずここだけご丁寧にカラーである)だが、ここまで非人道的な絵面を考えて映画にしてみせるその手腕は素直に褒め称えたい。監督はある意味偉人である。
後マーティンを演じた俳優の怪演が凄い。他の面子も本当に苦しんでるように見えて凄い。俳優が下手くそだったらこの映画きっと成立しなかっただろうから、本作に出演してる俳優全員にアカデミー賞あげたいくらいである。
二作続けてこんな気色悪い映画に出演した女優は劇中で語った言葉通り本当にムカデ人間という映画を好きなのか、それとも監督に出演しないとマジにムカデ人間にするぞと脅されてるかどっちかに違いない。
星5にするか1にするかで悩んだが間をとって3にするか。
ここまで来たら3作目も見るか…なんだかんだ言ってムカデ人間ワールドにはまってるな俺…。