健一

3人のゴーストの健一のレビュー・感想・評価

3人のゴースト(1988年製作の映画)
1.9
スクルージ。 🎄🎅

『SCROOGED』。本作の原題。

BSで放送していたので録画して鑑賞。
劇場公開時鑑賞済。
なんと34年ぶりの再鑑賞!懐かし〜〜。

でもって、邦題が「3人のゴースト」😅

いやいや。
誰だってビル・マーレイとダン・エイクロイドとハロルド・ライミスの3人が頭に浮かぶでしょ!
浅はか な 邦題。 😰

タイトルからは想像できないと思いますが、一応 本作は クリスマス映画 です。🎄

原題の『スクルージ』とはチャールズ・ディケンズの小説『クリスマス・キャロル』の主人公の名前。
なので本作は映画「クリスマス・キャロル」のリメイク? リブート? なのかな?

story
80年代のニューヨーク。🗽
TV局の社長(B・マーレイ)はその傲慢さと高飛車な性格で社内でも嫌われ者な存在。
イヴの夜。そんな彼の前に『過去』『現在』『未来』の3人のゴーストが現れ 傲慢で高飛車な自分の姿を客観的に見せつける。
そこから得られる『人生のヒント』とは・・・

当時('88)は結構楽しんで見ていたような記憶がうっすらあるのだが、今('22)になって見返すとなんか つまらん。😰
特に冒頭の20分くらい。
全然 おもんない。TV消そうかと思った。
でもゴースト達が出て来てからようやく面白くなる。
《過去》のゴースト。
若い頃の酷い行い。愛する人への仕打ち。
それらを 見せつけられ プチ反省するビル・マーレイ。
《現在》のゴースト。
働き詰めにしている自分の秘書の悲惨な私生活。
疎遠気味な弟夫婦の あったか なクリスマスパーティー。
会社をクビにした社員のドン底のイヴ。
『今の行い』にプチ反省するビル・マーレイ。
《未来》のゴースト。
今からでも改めないと大変なことになるぞ! と。
脅かされるビル・マーレイ。

そして彼が下した決断は・・・

このラスト! なにこれ? は? って感じ。
これで彼の中で全てのモヤモヤが解決したの?
全然意味わかんない。😰

ホント本作の邦題の通り「3人のゴースト」と絡んでいるところだけ面白く少し感動させてくれる。
それ以外のパートはホントつまんない。

まぁ、ビル・マーレイのファンの方なら楽しめる作品なのかもしれない。
あと80年代のコメディ映画が好きな人なら楽しめる作品。なのかな?
ヒロインを演じた「レイダース 失われた聖櫃」にも出演していたカレン・アレンがめちゃくちゃ綺麗だった。😍

クリスマスシーズンに本作を見るくらいなら 金曜ロードショーの「ホーム・アローン2」を見たほうがいいと思います。😅



劇場公開時 1988年12月25日 🎄
日 本 劇 場
💺1008席
客入り 満席 立見 大行列。
健一

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