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時の翼にのって/ファラウェイ・ソー・クロース!のぺーのレビュー・感想・評価

4.1
映画 時の翼にのって/ファラウェイ・ソー・クロース!(1993)ドイツ/147分
監督 ヴィム・ヴェンダース
脚本 ヴィム・ヴェンダース
   ウルリッヒ・ツィーガー
   リヒャルト・ライヒンガー
主演 オットー・ザンダー
   ブルーノ・ガンツ
   ウィレム・デフォー

【ベルリン・天使の詩】の続編。
ベルリンの壁が崩壊し、友人の天使ダミエルが人間になり、ひとりぼっちで人間を観察していたカシエルが今回の主人公。
前作で人間になってマリオンと幸せになったダミエルが前作よりも人間らしくなってた。
前作でもそうだったけどフォーク良いキャラしてるのよ。
ウィレム・デフォーがまさかの元?天使役で人間界と天使界を行き来できるなんて。
ここまでくると悪魔だろうな。
ふと人間になったカシエルがピュアすぎて裏社会や裏商売で人間に騙され弄ばれ、闇堕ちしていく様子は結構辛かった。
カシエルの最期はとても切なかったが、今まで奇跡のような事しか起きなかった2作品の中で、ラストにダミエルの耳鳴りが、どうかまた天使に転生したカシエルになっていることを願っている。
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