ピピン

渦のピピンのレビュー・感想・評価

(2000年製作の映画)
3.8
作家性全開のビルヌーブ初期作品。

まな板の魚のシーンが興味深い。
首を切り落とされるたびに次の魚が出てくるが、人格が変わる事なく繋がっている。

これがこの作品の死生観なのだろう。

モラルが欠如したようなハッピーエンドも生と死、SEXと殺人は表裏一体の同等で、運命の大きな渦の中では2人が出会う為の必然だったのだろう!
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