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1900年のotomのレビュー・感想・評価

1900年(1976年製作の映画)
4.0
約5時間半のベルトルッチ渾身の一作。プロレタリアアートとブルジョワジーの対立に加えてファシズムが台頭した20世紀前半のイタリアを描く。とんでもなく長いがそれが気にならないくらいに見せ場は沢山ある。欲を言えばイタリアの役者で固めて貰いたかったが、珍しい極悪演技を熱演するドナルド•サザーランドは鑑賞者をねじ伏せる説得力がある。良作。
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