😈2023年50本目🐈(字幕)
タイトルから気になってはいたんだけど、ずっとマフィア映画かと思ってた作品🫣
あらすじだけ読んで、悪魔祓い系なのかと思いきやこれまた違くて、デンワシ刑事の視点から謎多き悪魔を見ている感覚が独特で面白かった。
結論から言うと何も解決してないし、登場する女性の助言も生かされることなく、二人の関係も進展もなくて驚くけど、悪魔の乗り移り方の見せ方が今まで観た映画の中で一番好きで、ゾクゾク出来たのが楽しかった。あれは見事。
若い頃のデンワシの持つノリの良さそうな抜け感とか、色気やかっこよさみたいなものがナチュラルで良かった。吹替で大塚明夫になると、一気に重厚感出てしまうけど、本当のデンワシの声質って結構高めでやんちゃ感のある声色だから、字幕でデンワシの声色ニュアンスを味わえるのが楽しかった。(吹替も良いんだけどね🥹)
ジョン・グッドマン、ドナルド・サザーランドとデンゼル・ワシントン以外のキャストも豪華で観てるだけでも楽しかったです。
ストーリー(特にラスト)の面でスコア平均下がっちゃうのかなって感じもするけど、作品としては大好き。
原題から 本作で使用されているザ・ローリング・ストーンズの 悪魔を憐れむ歌 を邦題にしてるのもオシャレで私は好き。
最後は全然救われないけど、かといって負け感を漂わせないデンワシの強みが最高でした。観てよかった!!