壊れた自転車を直したと思ったら、今度はオートバイに邪魔をされ。「情けは人のためならず」なんて言うけれど、人のためにも自分のためにもならない余計な情けなんかかけちゃって、怒られちゃって損しちゃって馬鹿みたいだ。人生なんてうまくいかないことのほうが多いはずなのに、それでもどうにか一人でうまくやれると、ついつい過信してしまう…
一人がダメなら、では二人はどうか…?
のほほんとした田舎の一本道から始まる物語が、パリでの大冒険に発展し、あんな洒落たラストカットへと繋がるなんて誰が予想できるだろうか。真実は、ロメールのみぞ知る。