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タクシードライバーのdaradaraのレビュー・感想・評価

タクシードライバー(1976年製作の映画)
3.6
社会への不満と孤独からの解放を求めた男

ストーリーはトラヴィス視点で語られるが、カメラはトラヴィスと距離を取った客観的な視点で映される。

そのためトラヴィスの危うさや狂気、社会との隔たりがより強調されて表れていた。

汚れきった社会を浄化しようと行動に移すが社会は何一つ変わらない。変わったのは、社会に不満を抱いていたトラヴィスの心だ。…ほんの少しだけれど。
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