このレビューはネタバレを含みます
号外/
太ッといベースラインに軽薄なサックスが
これ当たり、な80sノリ
最期の荘厳な葬儀シーンにまでこの似つかわしくないベース、サックスが響いていたのは
ウケた
細かい権力闘争まではよくわからなかったが
十朱幸代がなぜ社内でそこまで権力者ではない緒形拳に惚れたのかよくわからなかった
ただ酔っ払って寝込んだのを世話したから?
もうそん時は風呂入ってる緒形横に背広にアイロンかけて時計自分の物にしてたからね
わざわざ寒い中用具買ってまでスキーに行くホイチョイバブルな啖呵を斬らない緒形と十朱も貴重
こういうの舛田利雄が監督だから若山富三郎が佐藤浩一推す昭和然御涙頂戴浪花節なEDだったけど伊丹十三だったらどうだったか
って言うのも気になったし
こう云う大所帯な群像人間模様を撮れる化石のような日本人映画監督がいるのか・・
と言うのも絶望を感じた。