このレビューはネタバレを含みます
VFXの魅力もありますがアナログ感も漂って郷愁を感じます。アクションシーンのたどたどしさはご愛嬌ですね。
未来を守るために過去へとタイムスリップしてきた少女ミリ、そして、現代から「リターナー」という仕事人のミヤモト。そのふたりが繰り広げるストーリー。
地球に侵入してきた最初の宇宙生物ダグラを阻止するためにミリがどう動くか。巻き込まれる宇宙人の子どもが鍵を握る。
チャイニーズマフィアの悪人に岸谷五郎さん。金と戦争をしかける愚かな人間役。岸谷五郎さんの悪な表情が(とにかく憎たらしい)似合う。
擬態された旅客機が宇宙船に変身する姿は見応えがあります!宇宙人も人間と同じように親子愛があり思わず涙ぐんでしまった。
樹木希林さんの役どころと、ラストに落とされたシナリオがお気に入りです。レオンのふたりにちょっと似ているところも好き。