片腕マシンボーイ

ぼくらの七日間戦争の片腕マシンボーイのレビュー・感想・評価

ぼくらの七日間戦争(1988年製作の映画)
2.8
若き宮沢りえの可愛らしさはすずちゃんに匹敵すんな!
時代にも流行にも左右されない不変の美貌に圧倒されます

教師たちの抑圧や、親の期待に嫌気がさした中学生たちが廃墟に立て籠もるよ、って話

時代が変わっても宮沢りえは美しいが、時代が変わると本作はただただ古臭くてな、画面から溢れる匂いが長いこと開けてなかった箪笥みたいにカビ臭かったです
まぁな、マシンボーイが80年代大の苦手いうのもあるかもしらんな…、音楽やファッションはじめ80年代文化が受け付けない
大好きなDavid Bowieでさえ80年代のアルバムは好きなん無いからな…

物語も本作の主人公たちとは10年あまり年が違うからか、あまり共感も出来ず
僕が小学生の頃にも体罰はあったしゲンコツくらった事もあったけど、本作は流石にこんな時代あったの?ってな感じでしたね、特に保護者に悪態までついて…今ならあの教師たち速攻で路頭に迷うだろうなあ

まぁそれ以前に角川映画でそれなりに金かかっているてあろう作品にしては監督の技量が…、演出も稚拙だし編集も酷いんでキラキラした青春感がイマイチ伝わってこないという致命的な弱点が
もし大林宣彦が監督してたら時代を感じさせながらも色褪せない作品になっていたろうに…

なんて欠点並べてきましたが、致命的な欠点を最後に挙げてもよいですか?
めっさ可愛くてムチムチのふとももも素晴らしかった宮沢りえなのに…ブルマーのシーンが一瞬すぎやしませんか!
この時代の学園モノといったら最大の見せ場といっても過言ではないブルマーが…宮沢りえのブルマーが僅か一瞬、しかもナメてんのか?ってくらいアングルが酷い…
ナメる前に舐め回すように撮らんかい!もし大林宣彦監督なら…

え、続編には宮沢りえ出てないの?観ません!