ピロシキ

河内山宗俊のピロシキのレビュー・感想・評価

河内山宗俊(1936年製作の映画)
3.9
姉貴に嘘ついて逃げ回って夜な夜な遊び呆けて、挙げ句の果てには若いチャンネーと川に飛び込んで心中未遂し、自分だけ生き残ってケロッとウチに帰ってくるヒロ太郎のクズっぷりが、「疾走」のラストカットへ向けてグイグイ風向きを変えていく終盤がいい。いいねえ、清々しい。誰が河内山宗俊か最初あんまりよく分からないぐらい画面も音も ガッッッッッッサガサ だったけど、もうそれは仕方ないよねえ
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