ピンフまんがん

眼下の敵のピンフまんがんのレビュー・感想・評価

眼下の敵(1957年製作の映画)
3.9
終戦記念日。こんな日にはこういう映画を。
これは正直言って、どちらかというと玄人向けの映画かなという気もします。あまり派手さはないものの(それでも終盤の衝突は迫力に満ち溢れているけど)それぞれのボスの冷静沈着な判断の様子がなかなか見応えがあって面白いです。最初は頼りなさげなボスキャラでしたが徐々に判断がピタリとあたる内容から部下の信頼を勝ち得ていく様子が面白いし、何と言っても"間"がすごく良くてお互いの駆け引きをする演出が凄く見応えがありました。終盤のアクションシーンも見応え十分で、面白い映画でしたね。