しんめん

眼下の敵のしんめんのレビュー・感想・評価

眼下の敵(1957年製作の映画)
4.4
最後の二人のやり取りに
完全にやられましたね。
何とまぁ、粋な台詞なのでしょう。
映画史に残る。
と言っても過言ではないかと。
最後に相手側を救出する場面を見た時、
今日描かれている戦争映画とは違い
二人の男の熱い戦いを
見ていたと感じさせます。
ある意味、格闘技的とも言えましょうか。
繰り広げられる心理戦、緊張感が
素晴らしいです。
映画館で観たい作品です。
海軍が全面協力とありましたので
やはり爆雷のシーンは迫力があります。
二人が戦争嫌いという設定が
変わっていますが、実に面白いです。
現代にも通じる実に印象的な台詞の数々。
また、スローガンにタオルを掛けて
見えなくしたり、
我が闘争を読む乗組員を一瞥するあたりは
効果的になっている場面と言えますね。
ホント、御二方は組織でいう
理想的な上司
と言えますよね。
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