風神

モータル・コンバットの風神のネタバレレビュー・内容・結末

モータル・コンバット(1995年製作の映画)
2.5

このレビューはネタバレを含みます

ムービープラス放送分を録画して鑑賞。

1992年、ゲームセンターに登場した
アップライト型筐体の格闘ゲーム。
所謂、椅子に座って遊ぶ奴では無く
立って遊ぶスタイル。
アメリカでは主流。
ストリートファイターの一作目も
そうだったし。
画像取込で実写に近いキャラが
カクカクと闘う作品で
究極神拳と言われた相手にとどめを
刺す技が、かなりグロいと話題になった。
日本には翌年の1993年に導入。
初めて見た時は、爆笑したゲーム。
ただ、アメリカを中心とした海外では
大人気作品となり、ゲームの最新作は
11にもなるらしい。
日本人にとっての
ストリートファイターシリーズの
ようなものかと。

MKと同じゲームシステムで
ストリートファイターの実写映画の
ゲームもあったなぁ。
キャプテンサワダのバンザイアタックが
好きでした。あとハラキリとか。

ゲームの登場が自分のタイミング的に
働いてたゲームセンターを退職して
TVゲームショップに転職した頃かな。
いろいろ懐かしい。

そのゲームの映画化作品。
監督はポールWSアンダーソン。
ゲーム実写化大好き監督のイメージ。

ゲームのストーリーは
知らなかったので
こんななんだって思いながら観てた。
キャラもサブゼロしか知らなかったし。
色物イメージが強かったので
普通のキャラが多いのも驚いた。
役者さんがキャラをどのくらい
再現してるのかは分かりませんが
ゲームに登場するキャラは
殆ど網羅してる。

物語の流れが
「燃えよドラゴン」そのもの。
格闘ゲームの設定なんて
うっすらとしたものだし
それを肉付けしてもこんなものでしょ。
ここは、突っ込まない方向で。
美術スタッフが頑張ってるのは
伝わってきました。

ラストの
解放された武闘家の魂の演出は
声を上げて笑ってしまいました。

強くなさそうな人達のアクション。
中途半端な究極神拳。
続編もあるらしいが、
それはムービープラスでは
やってくれなかった。
真田広之さんが出てるリブート版は
放送してくれてたので
この後観る予定。

2023-88
風神

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