風神

そして父になるの風神のネタバレレビュー・内容・結末

そして父になる(2013年製作の映画)
3.4

このレビューはネタバレを含みます

NHK BSプレミアムシネマ放送分を
録画して鑑賞。

「空気人形」を観た時に感じた
一方通行な思いを今作にも感じた。

先日観た「八日目の蝉」が4年でしたが
今作が6年。
もう、人格も形成されるし
「なんで?」って思う歳頃。

押し付け型教育の金持ちと
自由奔放な貧乏。
大人だったら、間違いなく金持ちだが
子供は自由の方が好きでしょうね。

福山さん演じる主人公の
努力して掴んだ地位故の自尊心は
理解できなくはないが
人として全く共感出来ない。
両方引き取るって発想もないし
他人を見下し、自分の思いを優先する姿は
子供よりも、子供っぽい。
だからこそのタイトルなのだろうけど
父になるってより
父への第一歩を歩み始めるって印象。

小学校のお受験って
こんな感じなんだって知れたのと
タワマンに来たお母さんの
こんなホテルみたいな部屋
落ち着かないわよーってセリフが
良かった。

2024-109
風神

風神